フリーエンジニアの需要が高まっている。働き方改革により、終身雇用の概念が過去のものとなり、少子高齢化による人手不足も重なって、フリーエンジニアがますます求められるようになっている。フリーランスのエンジニアは、自由に時間が組めることや、企業に依頼するよりも低コストで案件を依頼できる。このことから、フリーランスに依頼するクライアントが増えていることが考えられるだろう。

フリーエンジニアの需要が高い領域として、ITエンジニアがある。IT業界は人手不足が深刻だ。新たに雇用したとしても、研修が必要だったり、人材を育成したりするのに多くの時間やコストがかかる。そのためフリーランスのITエンジニアは需要が高く、人気がある。活躍できる場所として、サーバー構築やWebコンサルタントなどが挙げられる。

クリエイター系のエンジニアの需要も高い。具体的には、Webデザインや動画クリエイターなどが挙げられる。Webデザインについては、企業からの発注が多く、インターネットを活用したマーケティングを重視する企業が、こぞってフリーエンジニアに仕事を依頼している。

動画クリエイターについては、企業や個人がYouTubeを利用した配信を行なっていることが背景にある。インフルエンサー的なYoutuberが、フリーランスのエンジニアに動画編集を依頼するといったケースも増えている。動画を編集するためのスキルを新たなに磨くことで、より多くのクライアントとの関係が構築できるかもしれない。