常駐型と在宅型の働き方の違い

フリーエンジニアの働き方は、大雑把に分けると常駐型と在宅型に分かれる。常駐型というのは、企業オフィスに行って一般社員と同じように作業をするスタイルである。もちろん、上司がいる社員とは違うので、契約によって定められた業務を行うだけで、仕事の仕方などは自分のペースで行うことができる。

常駐型のメリットとしては、規則正しいルーティンで仕事ができるということである。ダラダラと時間を使ってしまうことがなく、メリハリの利いた働き方ができる。また、クライアントのオフィスで働くので、パソコンやデスク、所によっては社員食堂などを使える。整った環境で働けるのは大きなメリットだろう。さらに、常駐型の案件は数が多く、案件をコンスタントにもらえるので収入が安定しやすいという現実的な良さもある。もちろん、プロジェクト内容は自分で選べるので、ある程度の自由も確保できる。

一方の在宅型は、決まった業務を自宅でもどこでも好きなところで働けるというスタイルだ。出社する必要がないので、仕事を始める時間も終える時間もすべて自分で決められる。また、同じ場所で働く人もいないので、人間関係に悩まされることもない。通勤がないため、移動のための時間や交通費をゼロにできるというのもうれしいところだろう。

子育てをしている人を含めて、家族のそばで働けるというのは家族持ちのフリーエンジニアにとっては他に代えがたいメリットとなる。また、気持ちを切り替えるために、カフェなどに行って働くというのもありで、とにかく自由度が高いのが特徴といえる。